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2024年02月24日

ナラのホーン

「旧五十嵐家住宅」の展示物。

蓄音機。そうね。当時のね。
と通り過ぎようとしたところ、
ひっかかるものを感じ見てみましたら、
虎斑(とらふ)がどーんとあるではありませんか。

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思い込みとしては蓄音機のラッパのようなところホーンは金属でできた物でしたので、
木製しかもナラでこのようなカタチが出来るだなんて今さらながらびっくりした次第。

検索してみましたら当時はあったのですね。
木製ホーン
よくつくりましたね!

こんなキレイに。
こんな長持ちしている。

スピーカーもコーンの所が木でつくられている物もありますし、
蓄音機のホーンが木で出来てその音色もさぞかし、、、。

先日は、拙宅に木工家の方が来られることがありましたので、この写真も見て頂きましたヨ。

posted by sekiguchi_lablog at 17:30| 近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月21日

100年前にも全面ガラスの

先日は静岡まで行って来たのですが、
つい「寄り道できるかな」が浮かんで来てしまいます。
その時も1時間ちょっとくらいは取れそうでしたので、
つい、道中のまわりを調べてみましたら、
ありましたありました。
東海道、新蒲原というところ「旧五十嵐歯科医院」。
今回のポイントは南面全面ガラスという点であります。

「手間がゆとりを生む家」も南面は全てガラス張り。
台風のことを考えると、
雨戸が欲しいところで、いろいろと検討はしましたが、
まぁ、何かあっても自分で直せばいいか。という所に落ち着き、
これも実証実験だ。と住み始めて18年。

「旧五十嵐歯科医院」さんも雨戸なしで100年。
たくさんの台風にも。しかも海沿い。

実物を体験し、失礼ながら勝手に同志。心強くなりやんした。

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ヒサシガナイアルヨ。
夏は暑かったやろ。

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コチラ診察室(右側は待合室)。
久しぶりに建物で感動。
100年前ににねぇ。
患者さんは治療のため泊まりがけでも来ていたそうな。
そりゃ来たくなるわな。
ガラスはレトロガラスで候。

「旧五十嵐歯科医院」さん、
建物にもいろいろと創意工夫がなされ、
職人さんのいい仕事(父親が棟梁だったそう)、
材料も。
地元のガイドさん詰めています。
ちょっと聞いてみたいところを聞けるのが良いですよね。
posted by sekiguchi_lablog at 21:57| Comment(0) | 手間がゆとりを生む家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月15日

暖房ブースター

太陽からの赤外線の特徴のひとつに「反射」というのがあります。
反射板を置くだけで違うところへ熱(赤外線)をヒョイと移動することができるのです。
そして移動先のモノをあたためてくれます。

簡単
単純
シンプル
壊れない
そしてタダ!

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集められた反射板勢揃い(笑っちゃいけません大真面目です)
冬至から日にちも大分経ち太陽の角度も高くなってきて室内に入る分が少なくなっていますので、
より室内をあたためるべく。


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窓から入った赤外線(人間の目には見えない)と可視光線(写真の明るいところ)


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赤外線を見えるようにしたところ。


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窓から入った様子は上記の通りですが、
窓に当たらなくても壁に当たっても有効に。
ガラスとフィルムの空気層を通して土壁に当たり土壁をあたためてくれます。
posted by sekiguchi_lablog at 14:19| 手間がゆとりを生む家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする