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2007年09月15日

『左官教室』が休刊に…

プロの左官屋さん向けの業界誌ではありますが、「塗り壁の文化誌」として、さらには編集長の文章にひかれて愛読していた月刊『左官教室』(黒潮社刊)。
これが、先日届いた9月号をもって休刊してしまいました。経営的判断で、とのことですが、塗り壁文化の拠り所のような雑誌だっただけに本当に残念です。
51年続いたこの雑誌の40年分の編集を担ってきた小林澄夫編集長の文章は、もの言わぬ土や水や風の言葉を代弁しているかのようで、“泥の詩人”とも呼ばれています。

その小林さんへのインタビュー記事をネットで見つけたので、土壁に少しでも興味のある方はぜひご覧になってみてください。
→NTTデータの広報誌「New Paradigm」の記事です。
Vol.33の項目の下から2行目、「左官は壁を、つくりません」(PDFデータ)をクリックしてください。


さらに興味を持たれた方は小林さんの著書『左官礼賛』(石風社)もぜひ。
それにしても、寂しい…。

posted by sekiguchi_lablog at 01:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 生活ラボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『左官教室』休刊!!
ええっ!ショックです。
小林さんには二度ほどお目にかかったことがあるんです
小林さんの心境を思うと哀しくなります
Posted by 中嶋 at 2007年09月15日 17:43
コメントありがとうございます。その後体調はいかがですか。
休刊の件、小林さんをご存じであればなおさら、ショックですよね。
8月号には何も予告されておらず、9月号に小林さんの言葉で「経営的判断であわただしい休刊となった」と書いてありました。
しかし、これまた別れのあいさつが小林さんらしいのですよ。
ちょっと紹介させていただくと
「ひとのほんらいの在り様は無一物、なんの肩書きもない“転がる石”にすぎないのならば、私もまた“転がる石”。そんなにも多くない残りのときを転がっていくがいい。 風水師」と。
このほか、さらに胸をうつ「歌の別れ」があるのでぜひ全文を読んでいただきたいです。
「キムチはつくられるのではなく/漬けられる」
嗚呼。。
Posted by セキグチ at 2007年09月16日 00:05
はじめまして。
ご紹介のインタビュー記事とても興味深く読ませていただきました。
「左官礼賛」も読んでみたいと思います。
Posted by カチハヤ at 2007年09月16日 23:16
コメントをありがとうございました。
「左官礼賛」は左官のバイブルとも言われているそうですが、左官でなくとも、です。
ちなみに著者の小林さんは一見仙人のようでもあります。
Posted by セキグチ at 2007年09月17日 14:30
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