今回、柱はほとんどが桧材。桧の他は、栗、桂(施主支給)。
桂の角なんてめずらしいですね。たのしみです。

きれいな生き節。
節を見せるため、思い切って、その反対側に背割りを入れたりもしています。
柱に付く壁も土壁ですし、板戸もサワラを使うので、生き節が生きます。(その予定!)
もちろん節の少ない面を見せる柱が多数ですが。

背割り中。7寸角の通し柱。

この日は、杉の大径木を木挽き(東出さん)が挽いていました。
全身を使って、打った墨通りに、大きな三角の刃の付いた大きなノコが前後にざぁーざぁーと。
大径木のあるところ全国に。時に山の中でも挽くことがありますと。
以前。高山の八幡製材にはいろいろな種類のなんじゃこりゃというような、大きな材がごろごろしていて、コブやらへんてこな木も所狭しとあり(所長のお宝)、行くたびにわくわくしていました。