現にウチの北側に薪置場があるんですが、どうも薪に付いて来たらしく、一時期、カジカジカジカジと食べていました。
夜、静かになると食べる音が聞こえるんです。ホント。コワ〜。
薪置場ですので、湿気が上がらないように石を積んだり、雨が直接かからないように屋根下にあったり、風がよく通る場所であったりして、
いつのまにか居なくなっていました。
えっ、どこに行った?我が家に入ったか!。
基礎、土台、柱、梁と点検しまして、問題なしでした。
ほっ。
風通しが悪く、湿気がある場所に行ったのでしょう。
森に帰ったのであればいいのですが。
木組みの家(木の家)は家で一番大切な骨組みである柱梁を見せる造りです。
石こうボードや合板、OSB・・・(何かいろいろありますが)等で
家の骨組み(構造材)を隠しません。
正々堂々であります。
土台は室内に見せる造り(柏市Y邸、我が家)もできますが、
通常ですと床下にあり、ここは点検がし易いように高さをとったりしています。
大切なことは目で見える事。すぐ点検できることです。
ボードなどで隠れてしまっていては、その中で何が起きているかわかりません。
意外なところから雨が入っていたりするかもしれませんし、
一度入ってしまうと密閉されているのでずっとジメジメです。
怖いです。
→構造材が見えているということは、たとえぬれてもすぐ乾くということでもあります。
シロアリ対策で薬剤を使っているから大丈夫なんて、これまた怖いことは言わないように。我々人間にも影響ありますから。強いクスリです。いくら天然成分とうたっていてもです。
そんな強いクスリでも5年程度で効果は消えます。
クスリで対応するとシロアリも耐性ができて、そうするとまた一段とクスリが強くなりと、その繰り返しになり、・・・。
木組みの家なんて今の普通の家からみれば、相当大変に変わった家になってしまいました。
ず〜っと昔からある家づくりなのですが、なんでこうなってしまったのか、
我々の努力不足。施主の意識不足。・・・。
今の状況をつくったのは自分より上の世代だと思います。
でも、昨日も400人もの申し込みのあったシンポジウムもありましたし、今年も伝統構法の実大実験はありますし・・・。
一人でも多くの人に木組みの家で暮らしていってもらえますように努めていきます。
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いつも感心しながらブログを読ませていただいています
白蟻の話題が出ているので、関口さんに一つ質問させていただきたいことがあります
母の店(六ぼ)ですが、毎年地面に蟻が発生して(当たり前のことですが)、建物の柱や壁などに蟻の道ができています
母は建物に悪いのではと心配して、毎年殺虫剤(粉のもの)を巣穴と蟻の通り道(地面)にまいています
私としては、出来る限り人に害のないものを使ってほしいのですが、
何かいい対策はありませんかね
コメントありがとさんでございます。
蟻はエサを求めているので、蟻の道の先には何かありませんか?
元が断たれればなくなるとは思いますが、
殺虫剤では「虫さんバイバイ」という100%天然成分のものもあります。
ん〜、道までできるとは、何かがあるのでは。
んーー 何を狙って列をなしているのか、不明なんですよね
また、店主に詳しいところを聞いてみます
(私はまだ病中なんです・・・外出が自由にできないものでして)
「虫さんバイバイ」(同じ名前で虫除けスプレーがありますよね)を
教わっただけでも収穫です
ありがとうございました