
写真は柱の切れ端。
通し柱以外の柱は管柱(くだばしら)と呼ばれ3mの長さの材が一般的です。
天井高さや、欄間の取り方、家全体のバランス、通し柱との関係などでどうしても切れ端が出てしまいます。
それぞれ長さも中途半端で、なかなか使い道もないのですが、束で使える材は束で。それより短いのは今回、継ぎ足して面戸として使っています。
で、その面戸として使う材の写真でした。

今回も薪ストーブを使われますので、
もっと短い切れ端は薪ストーブにくべられて、冬を暖かくしてくれます。
こういう家づくりの良い点の一つはゴミがほとんど出ないことです。
普通、家を一軒つくったらゴミ(産廃)の量は半端じゃないですよ。
家を建てる方はこのあたりももっと気にしてほしいのですが、なかなかねぇ・・・。
図面を描く者としては、石こうボードとかもう書きたくないんです。
書いたら、切れ端がたくさん出て、それは硫化水素が発生してしまう状況に行ってしまうかもしれない。施主が選んだとといえばいえますが、こちらも責任を感じます。
まぁ、そんなこと考え過ぎなのでしょうし、そんなこと言ってたらお金がまわらないヨってことなのですし。それが今の社会の仕組みですから。
でもねぇ・・・。
この発想は新鮮で驚きました^^
石膏ボードを仕様に入れない信念を、どうぞ貫いてください!
1階と2階の間の面戸で、渡りあご+土壁 ということでの贅沢な面戸でありますして。
一応、石膏ボードはなるべくは使いたくないというのがこちらの立場でありまして。
アリのことはその後解決しましたでしょうか、ブログで書いたことなどが参考になればと思います。