「瑞穂町・A邸」では建て主さんと相談し台所の向きを南方向、ダイニングや居間の方向、
視線が抜ける方向にしました。
そして、
本物の材料を使い、風通し良く、しっかりと(もちろん木組みです)、今まで使ってきた思い出ある収納家具もできるだけ使い、
その台所の広さを最大限活用すべく“スタジオ”のように“ドラムセット”ように立体的につくりあげました。

ダイニングから見たところ。
右側には今までお使いの食器棚が置かれています(ダイニングからはサワラの厚板を側面に取付け、ただ家具を置いただけでない造り付け家具のように部屋の一体感を高めています)

奥に進んでの一枚。
今までお使いのコンロとガスオーブンが使いやすい高さで並びます。
右のスギ一枚板の天板の下の収納家具も既存のものです。

左上部の空中に浮いているような両面ガラスの収納は既存のもの
その下シンクの前には食洗器を置けるようにもしています。
包丁収納、乾きやすいまな板立ても造り付けました。
使用材料は地場産のスギ、サワラ、ケヤキ、クヌギ。
国産のクリ、ホウ、トチ。
化学物質、接着剤、農薬等を使わない材料を使いつくることが出来ます。
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