今回は壁の ” 断熱 ” のことを。
昔ながらの土間があって土壁の家は、夏は風も通り抜け心地良いと感じます(最近の夏は暑すぎて残念ながら)。
しかしながら冬がどうしても寒い。
囲炉裏やかまどで直接の火を焚いていればまだしも、
さすがに今の生活では薪の煙が、、、どうしても。
ではどうすれば、
土壁を蓄熱調湿層として、その外側に ” 断熱 ” を付けることで解決できます。
断熱付けます!と決めたなら、
次の段階として、
その断熱材は何にしましょうかと。
たくさんの種類のある断熱材の中で、
土壁と合わせる断熱材、、、。
20年ちょっと前、
ワタシ悩みました。
グラスウールにロックウール。スチレン系、自然素材のものもいくつかありましたし、
より求めるならもみがら、くんたん、おが粉、けずり木等々。
大事な調湿も意識しつつ。
カタログ、サンプルを取り寄せ、、、
最後まで残った候補は断熱、調湿、難燃等の理由で ウール!
でもちょっと冷静になってみると家というスケールでウールを?
はるか遠い羊の国から?!。
ちょっとこのコストは、、、。
防虫もされているし。
→残念ながら見送り。
(→→スケールダウンして私の着るものは多々ウールとなりました)
そして、その時出た答えは、
断熱の基本 ”空気層” を作ろう。
空気層と決めたなら、
また今度は、
素材は?
作り方は?
まぁ、こちらは建物の特徴に合わせて比較的スムーズに。
→2へ続く
2025年05月29日
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