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2025年05月29日

障子紙と柿渋でつくった調湿空気層 1

今回は壁の ” 断熱 ” のことを。 


昔ながらの土間があって土壁の家は、夏は風も通り抜け心地良いと感じます(最近の夏は暑すぎて残念ながら)。

しかしながら冬がどうしても寒い。

囲炉裏やかまどで直接の火を焚いていればまだしも、

さすがに今の生活では薪の煙が、、、どうしても。


ではどうすれば、

土壁を蓄熱調湿層として、その外側に ” 断熱 ” を付けることで解決できます。

断熱付けます!と決めたなら、
 次の段階として、
   その断熱材は何にしましょうかと。


たくさんの種類のある断熱材の中で、
土壁と合わせる断熱材、、、。

20年ちょっと前、
ワタシ悩みました。
グラスウールにロックウール。スチレン系、自然素材のものもいくつかありましたし、
より求めるならもみがら、くんたん、おが粉、けずり木等々。


大事な調湿も意識しつつ。



カタログ、サンプルを取り寄せ、、、

   最後まで残った候補は断熱、調湿、難燃等の理由で ウール!


でもちょっと冷静になってみると家というスケールでウールを?
はるか遠い羊の国から?!。
ちょっとこのコストは、、、。
防虫もされているし。

→残念ながら見送り。

 (→→スケールダウンして私の着るものは多々ウールとなりました)


そして、その時出た答えは、
断熱の基本 ”空気層” を作ろう。

空気層と決めたなら、
また今度は、
素材は?
作り方は?

まぁ、こちらは建物の特徴に合わせて比較的スムーズに。


→2へ続く


 
posted by sekiguchi_lablog at 12:09| Comment(0) | 近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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