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2014年11月28日

野田市・K邸 3年が経ちました。

野田市k邸.jpg
庭の植物たちもよく育ってKさんちの雰囲気ができてきました。
いやー、うれしいことであります。ほっ。

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木や土の色合いも落ち着いてきました。
障子を通る光もやわらかく。

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お風呂場です。
完成した時よりも角がとれて良くなった感じ。

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こちらも浴室。



施工は大工仕事が丁寧な、
地元野田で代々続く「細井工務店」さんです。
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2011年10月27日

“鳴り物”つくりました。

鳴り物、、、。
お寺とかでは魚の形をしたものなどがありますが、
こちらは「桃」もしくは「栗」もしくは、、、の形。
裏側を彫り込んだりして“鳴り”を追求しています。

バチはバチでバチだけでも響くようにつくりましたので、
この鳴り物だけでなくいろいろなものを打つとそれなりにいい音がします。

つくっている時に小森邦彦の前衛的なマリンバの演奏を聴いたのも効いているハズ。

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何げに溶け込んでいます。
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2011年10月21日

木の柵できました。

木の柵が出来ました。
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材料は地元野田のスギの赤み。
乾燥機にも入れていないホントの天乾材であります。
外で使うということからもぴったり。
乾燥機に入れていないので木の樹脂も抜けてないし。

棟梁がきっちりとつくってくれました。

中のふたつを開ければ車の出し入れができます。
なるべく重心を下にしていますので台風にも大丈夫。
笠木には屋根材と同じ板金をしています。
木の柵の下に見えるのは桜川砂利洗い出し仕上げ。
洗い出しと柵の脚部分とは少しのパッキンを入れています。
長持ちするようにと。




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2011年09月08日

リネンのポストぐち

木と土と紙と石と、、、そしてリネン。

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〒はサクラ材
つまみは銅線




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こちらは拙宅の居間上部
このリネンの後ろは洋服掛けになっています。
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2011年07月07日

日が経ってしまいましたが、、、ご報告

先日の完成内覧会には、
ご近所の皆様、地元の皆様、ちょっと遠い所からの皆様
友人、知人、建て主サンOBの皆様そして建て主さん。
たくさんの方々に来て頂きまして、
どうもありがとうございました。
ご不明な点やご質問などお気軽にお問い合わせくださいませ。

皆々様のお陰様を持ちまして、ほぼ完成となり(外構工事中)、
役所の完了検査、そして引っ越しと無事終えることができました。

着工から安全第一にて造り上げてくださった職人の皆様の
力の限りにての相乗効果が発揮され、
内覧会に来て下さった地元の方が「美しい」と言って下さいました。
ここは素直にいとうれし。

いろいろなご意見ご感想がありました
「坪単価は?」「掃除が大変そう」「冬の寒さは大丈夫なの?」
等々と

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今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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2011年06月24日

もう住んでいるヤツがいる

現場でひとりになる時もある。
シーン。
チェックをしていると、
ん、
何か動いた、、、。

YAMRI.JPG


家守さんでありました。





今週末は見学会です。
どうぞお気軽に。
日時 6月26日(日)
午前10時半〜午後3時
場所 千葉県野田市中根
(東武野田線、野田市駅より徒歩10分)
*お車は2台ほど置けます


お申し込みお問い合わせ先
関口建築+生活Labo
電話 042-578-2455
mail s.labo@r5.dion.ne.jp

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浄化するところ

その温水器の下の浴室はこんな感じ

ピュアな浴室はカラダの浄化だけでなくココロも浄化致します。
お日様があたためてくれたお湯は
木曽のサワラを使った桶に入ります。

床と腰壁ははるか昔に海の底でつくられた石でつくりました。

壁は竹小舞でつくった土壁。

柱、梁、板は高温乾燥でないスギ材

どれも腕利きの職人が心を込めてつくりました。

YOKUSITU.JPG






換気通風は申し分なく、
カビの心配ありません。

南に面して冬も暖か。
土壁と石への蓄熱を実践しています。
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太陽熱温水器も設置済みです。

何げに太陽熱温水器も設置されているんです。
浴室の真上にネ。

ONSUIKI.JPG
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ナラのふ と 塗りのふ

階段の手すりはナラを使いました。
ナラの魅力は多々あるかと思いますが、
削った時のあの香り(おいしいお酒をつくるあの樽材)
と木目に現れるこの斑(ふ)でしょうか。

K邸では壁にも斑が現れています。
「山ネバ土大津撫で物仕上げ」
落ち着いていて地味でなく、
落ち着いていてちょっと楽しげ、
繊細なようでいて以外に丈夫。
白石左官さん

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2011年06月21日

8年越しの 土 壁

あの土を見たのは2003年のこと
あのころは特に土壁に熱くなっていた私たちは、
茨城は真壁町で行われていた「左官教室」に通っていた。

それはプロ向けの土蔵の修理も出来るようになるというプログラムであって、
それはそれで左官職に囲まれてすっかり小さくはなっていたがある意味気が楽ではあった。
ある時先生が竹小舞から仕上げの漆喰磨きまでの壁の見本をつくって来てくれた。

壁の履歴.jpg
真ん中より上のあたりにひときわ濃い色の土が見える。
真壁に行くたびに色合いが強く変わっていくので、
何なんだこの土は!!!!!。
と強烈に印象に残ったのである。











その後も先生のひとりであった白石左官さんとのご縁は続き、
「山ネバ」“山ネバ”、、、と言うモンで、
あの土はくせが強すぎて、ちょっと、、、。
と言うのを何とか何とかで、
そして、この土のことをOKしてくれた心のオオキイ建て主さんのもと
何とかこの「山ネバ土」の日の目を見た今日のよき日であった。
続く。
そうこの土は続くのである、
どんどん変わっていくのである!!!。
色も割れも。




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居間の荒壁の土壁である。





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渾身のコテ押さえ。











一旦中塗りまで終えて、
新たに小舞を付けての荒壁であり、
なかなかタイヘンなのである。

この土の塊は湿気を吸ったり吐いたりしてくれる。
水分のやりとりは、すなわち熱のやりとりである。
気化熱の大きさはとてもオオキイ。




あー、うれしいな




そして、この山ネバ荒壁と対をなすのが、
「現代大津白磨き」
もにょもにょでてらてらである。
壁左匠 白石さん
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posted by sekiguchi_lablog at 22:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 野田市・K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月17日

完成内覧会のお知らせ

このたび野田市・K邸の完成内覧会を建主さんのご厚意により
開催することになりました。2月半ばに上棟したK邸は無垢の
木をしっかりと組んだ骨組みと土壁の仕上げ塗りされた壁の表
情をじっくりとご覧頂けます。本物の材料を使った家づくり。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。



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ZENKEI.JPG


日時 6月26日(日)
午前10時半〜午後3時
場所 千葉県野田市中根
(東武野田線、野田市駅より徒歩10分)
*お車は2台ほど置けます


お申し込みお問い合わせ先
関口建築+生活Labo
電話 042-578-2455
mail s.labo@r5.dion.ne.jp

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2011年05月31日

伊豆からの石届きました。

お風呂で使う予定の「伊豆若草石」が現場に届きました。

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ピュアな感じが惹かれるんです。

拙宅のお風呂場の床にも使っています。
もう6年になります。
何げによく乾くんですよ。

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採掘穴です。


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地元野田の桶屋さん

木曽のサワラ材を使った風呂桶をつくってもらいます。
低めでちょっとゆったりした風呂桶になります。

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荒スサ抜き仕上げ

さて、荒スサ抜き仕上げとは、、、。

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掻き落とした後、手作業にてスサを抜き取ります。
ここちいい感じになるまで。
正式名称は「川砂カキオトシ荒スサ抜き仕上げ」となります。

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写真ですとわかりにくいですが、、、。
(まだ乾いていない時の様子)






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手前が「掻き落とし器」デス。







→左官工事は白石さんです。
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旧宅の建具

建て主さんが幼い頃住んでいた旧宅の建具を建て込みます。
先日仮に建ててみました。

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posted by sekiguchi_lablog at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 野田市・K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

階段の原寸図


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出番を待つ建築用鉛筆

ふでばこの中身はひとそれぞれ。
例えば棟梁のふでばこはこんな感じ。




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posted by sekiguchi_lablog at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 野田市・K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月10日

あの瓦がこうなるとはねェ!

解体した旧宅に使われていた瓦。
少し頂きたいとは聞いていて、
現場に行くたびに、
減っているんですなぁ、これが。
一体何に使っているんだろうかと思っていたら、
ありゃまぁ。


こちら



恐れ入りますた。
posted by sekiguchi_lablog at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 野田市・K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

構成する

どうしても柱や梁が見える見せるのでありますから、
構成していきます。
ドキドキです。

noda ima.jpg












ちなみに
床に見えるのは断熱材のフォレストボード。
床のスギ板とフォレストボードの間は空気層とっています。
フォレストボードの下は空気層とって、アルミシート。
結露対策はしてありますが、
もし結露してしまった時は私が床下に入りより対応します(キリッ
すべて冬の寒さを少しでも和らげるために。
posted by sekiguchi_lablog at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 野田市・K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

○ ○

たとえば見るだけで、その壁の厚みがわかる・・・。
と、言われています。
土壁とする場合厚みは70〜80mm
その下地はしっかりと掻いた竹小舞があるからなのですが、
その竹小舞、隠されてしまうのはもったいない、、、。

少しでも見せられないか、、、
でもなかなかできそうでできないことが多いんです、
風、音、視線がつつぬけてしまう・・・。

野田市・K邸では、ちょうどいいところに設けることができました。
当初図面で考えていた形とは変わりました。
白石左官さんのアイデアです。
建て主さんにぴったり。
流石でアリマス。

komai noda.jpg

posted by sekiguchi_lablog at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 野田市・K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする