一番大切な家の骨組みが完了しました。

柱、梁、貫 全てが一体になりひとつになっています。
たとえばこの骨組みだけの状態の時にどっかから巨人(!)が来て、
この敷地を両手でひっぺがし、揺さぶったとしても倒壊することは無いと思います。
“絶対”とはいえませんが自信はあります。

通し柱を建て貫を通して行きます。

通し貫を通して行くの図。
この建て方は日本の伝統的な建て方であります。
この後規定で筋交いも入って行きますです。
普通なら筋交いが入ればOKですから、こんな手間のかかることはしません。
でも、絶対に家は倒壊してほしくない。もうホントにそれだけはイヤでありますので、
私は手刻みでもプレカットでも土壁でも板壁でも「貫」は必須としています。

クワの大黒柱とその上に載るスギの梁。
この梁は色、木目、節。この位置に来るべくして来た梁だと思います。
posted by sekiguchi_lablog at 11:35|
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瑞穂町・T邸
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