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2012年11月22日

10×3.5mの遮熱保温シートを張る。

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拙宅の性能が上がりました。
一面の銀色。

晴れた日は夜も朝も何もつけずにいけるかな。





さぁ 明日からは福島から5家族を招いての羽村保養がはじまります!
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2012年11月21日

ガラが埋まっていることもある

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40年近く前の造成地。
地面から7,80cmの深さに埋まっていました。
以前の庭だったところ。敷地の端の方。



建物の下に埋まっていると大きさ量にもよりますが、
不動沈下の原因のひとつとなってしまいます。

今度の家では建物の下になってしまうところですので、
掘り出せて量も少なくてよかったよかった。


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2012年11月15日

今朝の温度

もうとっくに日も暮れましたが、
今朝7時前の外の温度は2℃ほど 
1階居間の室温は17℃

前日までのお日様の蓄熱が効いています。
ダイレクトゲインを土と石に蓄熱しています。

何と言ってもお日様はタダ。
こちらがじっとしていてもお出ましになってくれさえすればポカポカ。
らくちんでありますです。
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2012年11月06日

ただ今の室温

ただ今の拙宅の1階居間の室温は18℃。
外は13℃くらいでしょうか。

自然のまま。

今日のようなお日様の出ない場合は土や石の蓄熱の効果。
今日の外気温は朝11℃その後13℃くらいでしょうか。
室温は一日中18℃でした。



今晩あたりは今シーズン初の薪ストーブかと思いましたが、
大丈夫なようです。
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2012年10月03日

干しホーダイに掛けホーダイ

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役に立つ南側の控え柱と通し貫。

洗濯物や布団やスダレをはじめとするいろいろな暮らしのものを干したり掛けたり。

控え柱があるおかげで屋根の軒を深〜くとれます。
構造的にも有効であります。






「羽村市・E邸」
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2012年10月01日

土壁がやさしいわけ

土(土壌)の成分の6~8割も含まれているケイ酸。
壁土にいっぱい入れるワラにもケイ酸はたくさん。
そして地球上の様々な生物の細胞にも含まれているのです。

えいやっと言ってしまえば、生き物と土とは一心同体。
心地いいわけです。


参考資料
『土壌の科学』生源寺眞一 監修 日刊工業新聞社

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2012年09月27日

粘土 マイナスやプラスの電気 土壁

粘土の特徴として、マイナスとプラスの電気を帯びていることがあります。
そのため水分(水の分子)をはじめとするいろいろな物質を大量に吸着しすることができます。
(表面積もめっちゃありますので)


このあたりが、いやな臭いを吸い取ってくれたり、
不快な湿気を吸い取ってくれたりすることにつながっているのでしょうか。
(雨が降り続いても洗濯物が乾くという不思議さも)


『だれでもできるやさしい土のしらべかた』塚本明美・岩田進午著 合同出版
『土壌の科学』生源寺眞一 監修 日刊工業新聞社
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2012年09月25日

寝かせると土の色が変わるわけ

例えば荒木田土を寝かせると
茶からグレーに色が変わります。
その理由としては土中の鉄が3価から2価に変わることらしい。

その先はまた。


『だれでもできるやさしい土のしらべかた』塚本明美・岩田進午著 合同出版
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気持ちいい床

気持いい床はハダシでいて気持いい床と思っています。
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7年経ったスギ厚み30mmの床。
何も塗っていません。


掃除がたいへんと思われている方が多いですね。
掃除はカガミのようなもの。
何もしなければそれなりに。
箒で掃けばそれなりに気持良く。
雑巾がけまでするとサイコウの気持ちよさ。

しなければいけないものではありません。


足の裏からは何げにたくさんの水分が発散されています。
(クツの蒸れからもおわかりかと)
その水分を何も塗らない無垢の板はどんどん吸い取ってくれます。

また足の裏の感覚はとても繊細なので床のきれいさがわかっちゃうんです。
なので雑巾がけまですると細かなチリなどもとれてサイコウに気持よくなるわけです。


例えば飛騨の古い民家。
かつて板敷きだった部屋に畳を敷いて使っていました。
板敷きに戻すということになり、
畳を上げてみるとカビがうっすらと。
ボランティア総出で掃き掃除と雑巾がけ。
黒光りする床板によみがえりました。




キズを心配する方も多いですね。
いつからかツルピカがいちばんのような感じになってしまっていますのでむりもありません。
キズよりも心地よさを大切に。
自分たちの心地よい暮らしよりキズが付かないことを優先するようでは本末転倒。

初めの床板の写真もいい感じでしょぅ。


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2012年08月02日

マイナス4度

こんにちは。
今日はより暑いです。

午後2時半。

外気温34度。

拙宅の1階居間の室温は30度。

=マイナス4度。




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2012年07月26日

コカゲツチカベの家

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このような庭はいかがですか、
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2012年06月13日

古建具現場に

昨年の夏に野田市の築45年のお宅が木製建具からアルミサッシに替えるというので、
頂いてきたガラス戸。
ずっと拙宅にて保管していましたが、
ここで現場に搬入しました。
また長いこと役に立っておくれ。
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野田から軽ワゴンに積んで羽村まで。そして保管。大きなガラスなので
気を使います。一通り水拭きして軽ワゴンに積んで現場へ。
いやいやなかなかプライスレスなことであります。
工務店も引き取らないわけです。

良い仕事している建具なんですよ。
材料も良いし。
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2012年06月12日

築45年の玄関引き戸柱の足元

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築45年の玄関の引き戸脇の柱落としの足元。
土(水はけもあまりよくない)に落としてあるんですが、でも、45年でもこんな感じ。
玄関戸の振動でシロアリがいやがったか、、、。
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2012年04月28日

土に還っていく

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役目を終えたら、
 素直に土に還ります。
  そのサマもあわれにいとうつくし。
  
  


  

        
   

   

       
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2012年04月26日

柱に貫を通すこと

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柱に開けられた貫穴(写真はプレカット加工ですので角が丸いです)


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貫を通します。



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クサビを打ち込むとがっちりと。
 角の丸に貫がくい込みよりgood


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貫の継ぎ手の加工。
いいですなぁ。

建物の長さは長手の方で8mちょとあるので、貫材をどこかで継がなくてはいけません。
短手の方は貫材を長物でとってもらいましたので一本物で。


前に書いたようにこのクサビが900箇所。
どこかがたとえゆるんでも、
キツイ箇所がまず地震を受けとめ変形し、
それでもだめならゆるい箇所が受け止める。
900箇所。
フェイルセーフ。

柱と貫は縦と横の関係ですので、
地震の揺れに対してやなぎ腰で対応します。
斜めの筋交いはとは違う受け止め方であります。

この貫は制震材はもとより、
土壁の竹木舞を止める下地材として、
板壁を止める下地材として、
見えるところは化粧材として、
 この多芸さ、エライ!



材料のうつくしさ。見てくださいませ。
高温乾燥をしていない地元材。
写真の色加工もしていません(笑)
 1カ所黒いしみはデジカメに入ってしまったゴミ、、、あぁ、、、。
   フィルムカメラならシュッシュと掃除できたのに。
     痛い出費になりそうで、、、
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2012年04月25日

土地探しのお手伝い

気に入った土地に出会えるかどうか、
土地が売りに出るという情報をいかに早くつかめるか、
                   こればかりはハヤイモンガチ


今新築中の家の2階からは多摩川をはさんで草花丘陵が見え、
社叢を背景に立派な鳥居が見える土地。
地主さん情報でご紹介した土地はタイミング、条件が合わず、
お世話になっている不動産屋さん情報のその区画の中でも一番を選ばれたのでありました。

先日ご紹介した方は
地主さん・地主さんの家を建てた工務店→当方→地主さん不動産屋さんに確認→ご紹介
というパターンもあります。 


どちらも広告掲載前の出来事。

土地をお探しの方ご一報ください。
 お力になれるよう努めてまいります。
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2012年04月24日

材木店の桟積み




なかなかこうは積めません、、、。

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ぴしっと
  コウゴウシク。
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2012年04月22日

地震の力には分散してもらいましょう。

地震の力には徹底的に分散して頂きます。
例えばただ今建築中のE邸の場合
通し貫を締めるクサビの数は約900箇所。
その他柱梁の組んだ箇所、ほぞの箇所筋交いで切りよく100(もっとありますが)としますと。
合わせて1000箇所

E邸の重さざっと30トン。
1000で割ると、
1箇所当たり30kg。

これは地面が横になった、家が横になったという仮定。



地震は震度やマグニチュードで知らされますが、
個性がありましてひとつひとつ違います。
その地震の固有周期、加速度、等々
建物が建っている地盤との共振
建物の固有周期との共振

それでもね。
建物を真横にしてもね
1カ所あたり30kgですよ。

分厚い貫が柱を通し抜いて、
家の一番大事な骨組みが一体化していますしね。
一体化した構造体は強いですよ。



これはこの地でこの国で1000年以上続けられたやり方。

残念ながら一時期ほぼ絶滅しましたけどね。
奇跡の復活でございます。

  トキのように(笑)



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2012年04月21日

土壁の紹介 西多摩新聞にて

昨日の西多摩新聞にて
土壁の家ということで
当事務所を紹介して頂きました。
ありがとうございました。
どうぞ宜しくお願い致します。




木組み土壁の家は“絶滅危惧種”とみていましたが、
落ち着いて振り返ると、
このあたりでは少なくとも一度“絶滅”したものと思うようになりました。
ボードが爆発的に普及した昭和30〜40年くらいから20〜年間くらいは多分建っていないと、、、。
(建てたぞ!という方はご一報くださいませ)

一度ゼロになったものですので、
これからは増えていくしかない!(わーい(嬉しい顔)

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2012年04月20日

土は最高やさぁ

土は最高やさぁ
 土はいいんやでぇ

飛騨の民家のご当主のおじいちゃんのおことば。
飛騨の長い冬は湿度高めですが、土壁の厚い土が効くのでしょうなぁ。

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2階の壁は仕上げずに。
土壁は自由です。


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山側の妻面も仕上げずに。
おさいふと相談して。

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道路側の妻面は黄土で仕上げ。
見栄え良く。

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正面はブルーグレイ的色で仕上げ。
落ち着いた感じで。

各面が違う仕上げでもまったく気にならない。
  マジックですな。





飛騨の民家はこのような大きい家から小さめの家までだいたい同じような感じで見えます。
木割りが効いているのでしょうなぁ。
この家の2階の柱や切り除け腕木のピッチは五尺ほど(なんかビミョウに違う)
柱、梁も太いです。
これを三尺ピッチや四寸角の柱でしてしまうと、このようなゆったりとおおらかなどっしりとした
感じは出ないのでしょうなぁ。



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土壁の裏側。

ちなみに
ここは玄関脇の腰壁ですが、けんどんで取り外せるようにつくってありました。
普通的感覚ですと、下地を付けて板を張って固定してしまうところですが、
建具的にしているところ。
むすんでほどいて。
家の建具を取り外し、土壁を落として、とほどいていくと、ピュアな骨組みが現れるのであります。
実際この建物はかつて高山市内から移築されました。
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