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2016年02月05日

栃の一枚板テーブル

栃一枚板テーブル.jpg
設計仕事と平行してつくっている栃の一枚板テーブルの天板の表情。
 この仕上。
  この触感。
posted by sekiguchi_lablog at 17:29| 一枚板倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月10日

トチの板に木漏れ日

コモレビ トチ.jpg
白きトチの一枚板に
 植えてあるトチの葉からの木漏れ日が届きます。

この日は外で木取りしました。
posted by sekiguchi_lablog at 14:11| 一枚板倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月02日

工房から

工房 実.jpg
工房の窓
 通し貫に実を並べて。

左から
胡桃(羽ヶ上公園にある巨大胡桃)
梅(落ち梅。すっかり良い香り)
リンゴ(小さいのを間引いてみました)
ブドウ(下の子がもぎ取りました)



トチ デスク.jpg
贅肉を落としています。



トチ 夕暮れ.jpg
夕暮れに浮かび上がるトチの白肌。
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2015年06月25日

トチの板 3枚

青梅市・S邸の “家具” の素材となるトチの板が届きました。
いざ目の前に来るとその量感に負けてしまいそうになりますが、
 引き出し活かすべくひとつひとつ進めて行きます。

トチ3枚.jpg


皮.jpg
面かわの部分がとても大きな材。
かわ けずり.jpg
丸のみで丁寧に削り丘陵地帯にしていきます。
posted by sekiguchi_lablog at 09:10| 一枚板倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月22日

彫刻 木彫 の 宣伝


最近は造り付け家具、置き家具だけの注文も頂けるようになり、
設計・監理とはまた違い刺激的に光栄なことであります。

個性際立つ一枚板に向かい、
その個性を活かしつつ実用として使いやすいように、
削り、組み合わせていくことは、
彫刻的なことと建築的なこととが混ざりせめぎあう中で生まれてくるものでります。

つきましては、
よりご依頼いただけますよう、
彫刻的方面の宣伝もしておきたいと思います。
(逆効果となりませんようにexclamation




昔のことですが、
「新潟市野外彫刻大賞」入選。
彫刻展 写真.jpg

彫刻展 文1.jpg




こちらも昔彫りました。
木彫1.jpg



無垢の一枚板でつくる “家具” は使って使って使い倒して、
黒光りするくらいまで使って頂けたら幸いでございます。
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2015年05月28日

美術教室木製看板

表札に続きまして、
木製看板のご紹介。

美術教室の看板です。
マロニエ工房1.jpg
ご相談を経て油絵パレットのイメージにて。
  持ち手の穴は栃の実のように
厚み5cm程あるトチの板を彫り出しました。
白太のきれいさ(絹目)を活かしてのカタチづくりであります。



マロニエの花.jpg
お客様宅の思い出のマロニエ。
納品の日にちょうど満開。
間近で見ると立派なものです。



そして拙宅のトチは未だ花咲かず、、、。
 
posted by sekiguchi_lablog at 10:45| 一枚板倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

表札も守備範囲となりました。

表札.jpg

当事務所の看板(表札の方ではない><)を
いいですね!
と言ってくれた方は今まで何人かいらっしゃいました。

その中で、それがきっかけで
ウチの表札をつくってほしいと。

いやいやうれしいことであります。

木の種類、大きさかたち、字体、色を入れるかどうか、、、
何度かのやりとりにて。

材はヒノキの赤味、節がちょうど良いポジションの材を使い、
字体は三角彫りにて、依頼して下さった方の幸せを願い丁寧に彫り上げました。
(写真は加工してあります)

表札板自体も全体を彫刻して立体的に仕上げています。
強いていえば “桃” (桃源郷)のイメージなんです。これでも。

「表札から建物まで」
宜しくお願い申し上げます。
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2015年03月11日

書斎デスクはトチの一枚板


左側が広いトチの一枚板を選びました。
左側の窓からは市街が一望できるので。

toti 上.jpg

nデスク2.jpg
posted by sekiguchi_lablog at 16:20| 一枚板倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月21日

節があっても、割れがあっても、反っていても、形がヘンでも、

何十年もそれ以上にも生きてきた木は板になり、
節があっても、割れがあっても、反っていても、形がヘンでも、
その板にふさわしい場所が用意されればまた役に立ってくれる。

人間も役に立つとわかるのはとてもうれしいこと。
板もきっと、、、。

板は100年もいやもっとずっと長く長く。

上記のような “欠点” がある板はそれこそ、
これがまたそこはキミしかいないというところを用意してあげると
輝いてくれるわけなのであります。

そのような板は板自体の値段もお手頃であります。


ただそういう板はちょっと手をかけてあげる。

最初だけオリーブオイルで軽く拭くことはあるが、
オイル系も含めて塗装はしていない。

板の表面を極浅丸もしくは浅丸のノミや彫刻刀、
製材の挽き跡を残したペーパー仕上、
樹種や使う面によってはバーナー仕上、
 
そういった仕上をすることで、
使っていくうちの染みやへこみ、、、も
思い出のひとつとなり、愛着をもって使い継がれていくことを願いつつ、
今日も木を削ってみる。


n テレビ台1.jpg
トチ。

n キッチン クリ.jpg
クリ。

n トチ1.jpg
トチ。

n 玄関手掛け.jpg
ヒノキの根っ子。
手掛けです。
玄関は段差もあり、靴も脱ぐので不安定ですから。
板ではないが、コンセプトは同じなのでご紹介。

a クスせいた.jpg
クス。

a カウンターデスク.jpg
クリ。脚はクヌギ。

t キッチン3.jpg
トチ。イチイ。スギ。

t 朴 下駄箱.jpg
ホウ

a クリバーナー.jpg
クリ。脚はクヌギ。


汚れてきたら:
板も使えば汚れもついてきます。
基本は水拭き。
最初は少しゆるくしぼった布巾で板の表面の細胞をふやかす感じで。
水を吸ってやわらかくなると汚れが浮いてきますので、
それを固めに絞った布巾で拭き取ります。

それで落ちないものは致し方ない。
思い出として一緒に歩んでいくか、
サンドペーパーやカンナで削り落とすか。
   
塗装していない木は基本すべて同じ。
床板も汚れを落としたい時は同じこと。
posted by sekiguchi_lablog at 22:02| 一枚板倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする