(夏も終わりの投稿になってしまいました)
ヤマモモは夏に入る前、
梅雨時期に熟します。
種を包丁で取り除き、
果実を加熱しています。

取り去った種

鍋の中で果汁と果肉に分かれてきますので、
果肉を穴あきですくいとりヘラで押しなるべく果肉だけにします。



適当な皿の上にラップを敷き、
適当な量を落としていきます。
口を何かで縛り冷凍庫に入れればアイスの方は完成!


残った果汁は容器に入れてヤマモモジュース完成
→濃いので炭酸で割ったり、シロップとしても。
どちらも原材料はヤマモモと砂糖(黒糖)のみ。
そう、砂糖の割合はちょっと忘れました。
お手本のレシピ(ジャム作りの)よりかなり少ないです。
(確か30%も入れていないはず)
30%でも えッー こんなに! って感じでちょっとワタシ的にムリ。
この少ない砂糖の割合ですから、
冷蔵、冷凍ですね。
ジュースの方は冷蔵庫に入れたのと
試しに常温で保管したの2種類。
常温のは容器いっぱいまで入れ蓋をしてみたのですが、
発酵してきてしまいました。
自然の炭酸入り。
まろやかさと深みが出ておいしく頂きました。
以下は補足(長いですが)
道路沿いには常緑樹を植えています。
ついね、最初はね、実の成る木を植えてしまうもので。
当時選んだのがヤマモモでした。
しかも2本。
庭木というのはその庭に合った型がみつかると、
もう盆栽のような感じで型から大きく逸脱しないように剪定することになってしまうのですが、
ヤマモモはこのシロウトの剪定にもかかわらず毎年よく実をつけてくれています。
ヤマモモの実はとても繊細で完熟したら少しのことで果汁が滲み出てしまうので、
庭木自家用が適しているのではないかな。
赤黒く完熟した実はそのまま食べても甘みが出ておいしく食べれます。
ヤマモモ仕事ももうかなりの回数こなしています。
余裕がなくてスルーしてしまった年もありましたが。
最初の頃は定番のジャムをつくっていましたが、
今ではワタシはもうジャムは卒業しましたので、
それ以外で最近は、アイスとジュースに落ち着いてきています。
ヤマモモの実は中心に種がありまして、
これが思いの外果肉としっかりくっついているもので、
これを分ける作業がクリアできればすいすいと。
以前はそのまま(種が入ったまま)鍋に入れ煮込んで、
その後、網で種を濾しとるなんてこともしましたが、
いまいちスマートさに欠けましたのでやめました。
そしてしっくり来たのが一個一個包丁で種と果実を分ける方法でした。
まぁ、これはこれで地道な作業でありますがね。
最後にヤマモモの栄養素を。
夏を乗り切るのにぴったり。
クエン酸にブドウ糖
抗酸化作用のあるアントシアニン
細胞修復作用のあるβーカロテン(ビタミンA)
貧血予防の葉酸
ビタミンB1,B2、E
ナイアシン
パンテトン酸
posted by sekiguchi_lablog at 20:06|
手間がゆとりを生む家
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