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2025年02月09日

太陽熱で45度にもなる壁 <土壁>


今朝の気温はマイナス4度。
でも、
よく晴れてくれましたので。


FLIR0146.jpg
2/9 13時半
土壁の温度45度(最高カ所)


360° 赤外線に囲まれて。

体の芯から、
ぽかぽかに。

灯油も電気もガスも
    薪さえも使わずに。

          →24時間暖房しらず

一酸化炭素出さない。
 部屋の空気を攪拌しない(風出さない)。
  タダ。
   煙出さない。
    遠い所からわざわざ運んで来ない。  


素材の特性(蓄熱、調湿、、、)、その地の環境を活かして建てた実験住宅。


FLIR0129.jpg
posted by sekiguchi_lablog at 18:24| 手間がゆとりを生む家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月07日

調湿材でできた浴室

前回は浴室の湿気野放しなんて書きまして、
よくわかりませんよね。
(浴室の入り口のドアを開けているの?って感じでしょうか)


素材的にもなかなか無いでしょう。
”実証実験” 調湿材でできた浴室。

木、土、竹、紙、麻、、、
床は伊豆若草石。

この素材で20年弱。

5人で毎日使っています。
ひとつ決まりがあって「シャワーは立って浴びないこと」😅

詳細図 v11.JPG


正面の障子を開けると玄関土間吹抜け(浴室は2階)となっています。
正面の麻布をたくし上げるとこちらも吹抜けと通じます(壁なし)。
(→下部も通気をとっています)
上部は隙間だらけ。竹の上はロフト。
RIMG1382.jpeg


ここだけの話
障子紙と麻布張り替えていませんの。🤭

まぁ、どちらも早々に変更、張り替えとなるかと思いましたが、大丈夫? でしたね。
posted by sekiguchi_lablog at 17:01| Comment(0) | 手間がゆとりを生む家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月02日

”湿気” → 室内に野放し

この冬も変わらず、
晴れた日は暖房いらず。
太陽をお日様と呼びたくなる冬でございます。


今回書きますのは、
拙宅の湿気(湿度)のことであります。

世の中の住宅事情は湿気は嫌われもの、
家からはすぐに追い出したいもの、
となっておりますこと承知の通りですが、


実証実験しておりますこの「手間がゆとりを生む家」では、
湿気と友好関係を結んでおります。
(?ですよネ)


まずはお風呂場。
換気扇は必須。
外に面した窓も設けられますこと多し。

→拙宅にはそのどちらもありません。

浴槽と洗い場。
家族5人毎日入っています。


そして洗濯物の室内干し。

5人分の洗濯物を外ではなく室内に毎日干しています。
住み始めて20年弱、
外に干していた時期もありましたが、
室内に落ち着きました。

今の乾燥した時期はまだしも、
夏場や長雨の時期も室内。

そしてエアコンはなし(まだない)

お風呂と室内干し(プラス 台所や洗面所、人間からも)で出た湿気は、
どこに行ってしまったの?
土や木や石(大谷石)や紙や竹が吸ってくれているの?

いまいちわからないのが、
長雨の時。
1週間以上ぐずぐずで外の湿度が90%以上続くとか。
そんな時でも一応はクリアできているのですから。



お風呂場に窓も換気扇も設けなかったのは、
土や木は調湿性能があると言われていますよね。
それは実際どんなもんかな?
というところから。
より厳しい方を。



posted by sekiguchi_lablog at 06:37| 手間がゆとりを生む家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする